アイシン精機とその連結子会社であるオートマチックトランスミッションなどを製造するアイシン・エィ・ダブリュ(AW)ならびにマニュアルトランスミッションなどを製造するアイシン・エーアイ(AI-A)は、AWとAI-Aが2019年4月に経営統合を行うことに関して、基本合意した。

 アイシングループは、グループ会社の強みや専門性を活かしつつ、個々の力を結集し競争力の強化を図るため、2017年4月からバーチャルカンパニー(VC)体制を導入し、緊密なグループ連携体制を構築してきた。今後、電動化など自動車を取り巻く環境が大きく変化する中、トランスミッション事業として全体最適と効率化をねらいとして、パワートレインVCに属しトランスミッション事業を行う2社を統合することで、より競争力のあるパワートレイン事業の構築をめざしていく。

アイシン・エーアイは6月に、吉良工場を拡大してFF用8速ATユニットの生産を開始している。
情報提供元: MotorFan
記事名:「 ATのアイシン・エィ・ダブリュとMTのアイシン・エーアイが! アイシン精機:連結子会社の経営統合について