一方のクラリオンは、日立製作所の子会社で2018年3月末時点でクラリオンの株式の約63%を保有していた。今回の日経新聞の報道によれば、フォーレシアによるTOB(株式公開買い付け)に日立が応じるかたちでクラリオン株の50%超を手放す見通しだという。 サプライヤーの買収劇といえば、カルソニックカンセイによるマニエッティ・マレリの買収で驚かされたばかりだ。
自動車の大変革期を迎えて、自動車メーカーのみならず部品メーカーの合従連衡の動きはますます激しくなっていくのだろう。