ブランドや車種の個性が表れるのは、デザインやメカニズムだけとは限らない。例えば、収納スペースもそのひとつ。ユーザーが少しでも使いやすいように創意工夫が凝らされている。そのこだわりをチェックしてみた。
2014年に日本専用のステーションワゴンとして登場したことが話題を呼んだ「レヴォーグ」。日本の道路事情に合わせたボディサイズとしながら、ゴルフバッグを4セット積めるほどの大容量ラゲッジルームを備える。なお、デビューから小まめな改良が施されており、現在販売中のモデルは18年4月に改良が施されており、アイサイトのプリクラッシュブレーキの減速制御の作動タイミングが早まっている。エンジンは1.6ℓもしくは2.0ℓの水平対向4気筒ターボで、駆動方式は全車4WD。走行性能を追求した「STI Sport」も用意。
使いやすさに配慮したシンプルな収納
インパネ中央に陣取るナビゲーションに加えて、その上部にマルチファンクションディスプレイを配置するというスバルならではのコックピットを採用。運転中の視認性と情報把握に対するこだわりが感じられる。コックピット周りはスッキリとしているが、日常生活に困らないだけの収納は一式揃っている。