ブランドや車種の個性が表れるのは、デザインやメカニズムだけとは限らない。例えば、収納スペースもそのひとつ。ユーザーが少しでも使いやすいように創意工夫が凝らされている。そのこだわりをチェックしてみた。
ハッチバックの「スイフト」をベースに走行性能を追求した1台。2017年に登場した現行型では、初となる1.4L直4ターボ(140ps/23.4kgm)を搭載するほか、モンロー製ショックアブソーバーや専用ハブベアリング、バネ定数を高めたスタビライザー、12点ものスポット溶接追加など、1000kgを下回るボディを俊敏に走らせるためにあらゆる部分に手が加わっている。トランスミッションは6速MTと6速ATを用意。単眼カメラとレーダーを用いるデュアルセンサーブレーキをオプションで用意するなど安全性も抜かりない。価格は183万6000円~。
スポーツドライブを邪魔しない、計算された配置
スポーツドライブの刺激を高めるためにインテリアの仕立ても「スイフトスポーツ」専用となる。インパネやメーターなど随所にレッドのアクセントが入る。また、シートもホールド性の高い専用品となる。一方で、利便性もしっかりと担保。アッと驚くような小技の効いた収納はないが、オーソドックスな収納スペースが揃っている。