芸術の域に達した美しさ、調和の取れたインテリアとエクステリア、最高の素材のみを使用したクルマを選考対象とするという「ベスト・デザインカー」部門。ここでアストンマーティンDBSスーパーレッジェーラがアワードに輝いた。この部門でも、ベントレー・コンチネンタルGT、フェラーリ・ポルトフィーノ、レクサスLC、ボルボS90といった強豪を押しのけての受賞となった。
アストンマーティン副社長兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーのマレク・ライヒマンは「自動車業界でアワードを受賞することは、いつでも大変素晴らしいことですが、ファン投票で選ばれることは特別な名誉です。私たちは、ヴァンテージとDBS スーパーレッジェーラの開発に当たって、それぞれのクルマ独自の課題に取り組みました。新型ヴァンテージは、ヴァンテージ史上もっともパワフルで挑発的なデザイン言語を特徴としています。そのデザインは、ハンターとしての本能、真のスポーツカーを表現しています。その一方で、DBS スーパーレッジェーラは、“スーツを着た野獣”というニックネームで呼ばれています。このクルマは、圧倒的な存在感と息を呑むようなパフォーマンスを実現しています。多くの人々が、私たちと同じようにこれらのクルマのデザインを愛してくれていることを大変嬉しく思います」と述べたという。