本編へと進むと、同じように人々の笑顔の大集合。各エクステリアやインテリア、バンらしく荷室など、笑顔とともに紹介されている。
キャッチコピーも、 “勢い”を感じさせるものが並んでいた。
・ たとえ定休日でも、車庫に入れておくのが惜しいカッコいいスタイル
・ 仲間5人と食料と山積みの遊び道具と…休日も活躍する大きな荷室
・ お店も仕事も乗る人もひとまわり豊かにする、新《ゆうゆう設計》
まさに“リア充”。仕事もプライベートも満たしてくれる“よき相棒”として、コロナ・マークⅡバンの存在が輝いている。
初代コロナ・マークⅡバン(1700/1500)のカタログは、“笑顔”と“車両”のコラボーレションにより、初代コロナ・マークⅡバンの魅力を余すことなくアピール。作りは簡潔なもので、わかりやすさも特徴のひとつだった。
それが、1974年のフルモデルチェンジ時のマークⅡバンのカタログでは、ギミックも盛り込まれ、表紙をめくると車両が見開きにてダイナミックに掲載されている。しかし、それだけでは終わらない。分割された部分をめくると車両イラストが目に飛び込んでくる。そのイラストを用いて部位の詳細を記すという演出がなされている。
後半では、マークⅡバンの各シーンでのイメージをイラストにて表現。使い勝手だけでなく、走行性能についても記載することで、全方位からマークⅡバンの魅力をアピールしている。
日本のお父さんが憧れた、日本的高級車のロングセラー
「トヨペット・コロナ・マークII」時代から眺める、
身の丈フラッグシップの歩み
●歴代チェイサー/クレスタ&ヴェロッサ解説
●こんなマークIIもあった!
初代から7代目マークII・ボディバリエーション