夜間や早朝など、交通の閑散時に見かける、点滅信号。赤は「一時停止」、黄色は「他の交通に注意して進むことができる」という意味だが、もしこれを無視したらどうなる?

「黄色点滅無視」で検挙はレアケース?

  もし、無視したらどうなるか、と言えば、ズバリ、道路交通法第一章7条違反(信号無視)となる。ただ、赤点滅の場合は一時停止をしなかったことが違反に問われるわけだからわかりやすいが、黄色点滅の場合は、何をもって「他の交通に注意して進まなかった」と判断されるのか理解に苦しむところ。もちろん、大幅にスピードオーバーしていたり蛇行したりしていれば話は別だが、結局、黄色点滅時に交差点に進入し、運悪く事故を起こした場合に、「黄点滅無視」となるのだろう。いずれにしても事故につながらない限り、「黄点滅無視」で捕まることはないはずだ。




 ちなみに、罰則は、というと、「点滅無視」も点滅色にかかわらず、「信号無視(赤等)」と同等の基準点数2点が課せられる。ただし、反則金は5,000円/原付~9,000円/大型と「赤信号(等)無視」(6,000円/同~12,000円/同)よりも軽めとなっている。




 通常の信号に比べて軽視されがちな(特に黄点滅)「点滅信号」だが、夜間は闇に紛れて白バイや覆面パトカーが潜んでいる可能性大! くれぐれも注意しよう!

連載第1弾! 「緑色」なのに「青信号」と呼ぶ理由は、こちら!連載第2弾! 信号無視を取り締まる信号無視オービスの話題は、こちら!
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情報提供元: MotorFan
記事名:「 点滅信号を無視するとどうなる? 今さら聞けない! 交通信号機にまつわるトリビアな話3【交通取締情報】