起点となるのは、コンコルド広場。ここはシャンゼリゼ通りの東端。また、FIA本部を望む地点でもあり、悲劇の歴史とは別に、自動車とはゆかりのある場所でもある。隣接する道路の一部も封鎖して広い敷地を確保しているのだが、ここは渋滞の有名な場所でもあるので日曜の午前から昼過ぎまで確保できているのは、ちょっと驚きでもある。
集められたのは230台以上。年代を超えて代表的なフランス車を中心に、イタリア車、イギリス車、アメリカ車など、そのバリエーションは豊富。
世界最古のモーターショーである、パリサロンの歴史を顧みるに十分な顔ぶれが揃ったと言えるだろう。
ルノー・プロジェクト900 (1959)。ミッドシップで室内空間、トランクスペースの確保を目指した。プロジェクト900をサイドから見る。前と思う方が後ろ。1.7L V8エンジンを搭載。接着式オールアルミボディで重量はわずか1000kg程度。この情熱がエスパスを産んだと言って間違いない。コンコルド広場には、FIAの事務所が隣接。屋上には特設ギャラリーも設置されていた。ランチア・フルヴィア1300S (1972)。同時代のアルファロメオと比べると、エッジのきいたキャラクターや張りのある面の強調具合がわかる。当時、斬新に見えたことだろう。ルノー8ゴルディーニ (1967)。RRセダンの雄。その美しくない武骨さが、また愛らしい。ルノー・ドーフィン(手前)とルノー8(後)のポリスカー。これまた愛らしい。シトロエンも勢ぞろい。ユニークなリヤビューに注目。パレードを控えているのに、じっくりと間近で見られることが素晴らしい。