ランフラットタイヤはパンクなどで空気が抜けた状態でも一定速度で一定距離を走行できるタイヤ。パンク時の走行安全性の向上、スペアタイヤ不要による車両の軽量化や省資源化のほか、車両ユーティリティー向上などのメリットがある。横浜ゴムは独自開発のサイド補強型ランフラットタイヤ「Z・P・S」シリーズを展開しており、スタッドレスタイヤでは今回の「iceGUARD 6 Z・P・S」に加え「アイスガード トリプル Z・P・S」を販売しているほか、グローバル・フラッグシップタイヤ「ADVAN Sport V105」のランフラットサイズやV103系パターンを採用した「ADVAN Sport Z・P・S」を展開している。
なお、横浜ゴムのランフラット・テクノロジーを採用したタイヤは世界有数のプレミアムカーにも新車装着されており、BMW社の新型「X3」および新型「X4」には「ADVAN Sport V105の245/50R19 105W ★ RSC」、ダイムラー社の「メルセデス・ベンツGLAクラス」には「C.drive2の235/50R18 97V MOE」を納入している。