シリンダー配列 直列4気筒ディーゼル
排気量 1756cc
内径×行程 79.0×89.6mm
圧縮比 14.8
最高出力 116kW/4000rpm
最大トルク 270Nm/1600-2600rpm
給気方式 ターボチャージャー
カム配置 DOHC
ブロック材 アルミ合金
吸気弁/排気弁数 2/2
バルブ駆動方式 ロッカーアーム
燃料噴射方式 DI
VVT/VVL ×/◯
これまでマツダのSKYACTIVのディーゼルエンジンは、1.5ℓと2.2ℓの二本立てだった。ここに1.8ℓ版D1.8が追加された。まず搭載したのは、CX-3である。D1.8は、今後のディーゼルの流れを強く意識して開発されたエンジンなのだ。
RDEで使われる領域は広く、すべての領域でEGRを使う意味は大きい。その代わり、高温の排ガスを処理するSCR(選択還元触媒)の採用が避けられなくなる。マツダも2019年モデルのD2.2にSCRを導入するようだ。
2000rpm時のグラフを見ると排気量300ccアップで低負荷から高負荷までほぼ全域で燃費が改善している。排気量増加分を出力ではなく排ガス対策と燃費に使うというのはライトサイジングの考え方だ。