一方で断熱性が高い二重構造の屋根は低く、その中には天窓が随所に設けられるなど、機器類ではなく建物の基本設計から省エネに取り組んでいることがうかがえた。
JTEKTの宮崎博之専務は開所式の席で、「競合が多く技術のコモディティ化も進んでいるためコストの重要性が高いNRBの分野で、売上とシェアを拡大するには、より良いものを早い段階で納入先に提案できるかが重要」とコメント。栃木への機能集約によって、トヨタ系列以外の自動車メーカーにも販売を拡大していく狙いを明らかにしている。