クーパー・スタンダード・オートモーティブ・ジャパンは、新本社とエンジニアリングセンターを2018年9月に横浜に開設した。約502.5平方メートル の広さを持つ新本社とエンジニアリングセンターは、日本の自動車メーカーに製品開発・技術サービスをフルサポートしていく。

 米国ミシガン州ノバイに本社のあるクーパー・スタンダードの会長兼CEOであるジェフリー・エドワーズ氏は9月4日に来日し、新本社・エンジニアリングセンター オープニングイベントで「横浜に新たなエンジニアリングセンターを設立することで、クーパー・スタンダードのグローバルテクノロジーセンターが持つネットワークと共に、重要な自動車市場である日本の顧客サポートの機能を拡張することができます。特に、日本での製品開発強化や弊社の受賞製品であるFortrexのような最新技術の現地化が実現可能になります」と述べた。




 横浜のエンジニアリングセンターでは、ホンダ、マツダ、日産、スズキ、トヨタ等を取引先とし営業活動を行うと共に、今後エンジニアを中心とした人材や施設も拡充する予定。また、同センターでは、CADや 二次元CAE解析、3Dプリンターやクーパー・スタンダードの製品群の材料試験設備を含む、最新の設計・試験設備を備える。




 成長し続けているアジア太平洋市場での顧客サポートのため、クーパー・スタンダードは合弁事業のパートナーと共に、同地域35施設(中国:15、インド:11、韓国:6、日本:2、タイ:1)を運営している。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 クーパー・スタンダード・オートモーティブ・ジャパン:横浜に新本社とエンジニアリングセンターを開設