「若々しくてスポーティ」というポジションを役割は共通する2台、まずは全体のサイズ比較から。
カローラスポーツG 全長×全幅×全高:4375×1790×1490mm ホイールベース:2640mm ミラーtoミラー:2080mm
ワイド&ローを印象づけるフェンダーアーチなど、手の内に収まるサイズ感の中で見事に躍動的なフォルムを実現。15〜16インチホイールのFF車の最小回転半径は5.1mと、小回りも利く。カローラスポーツG
全長×全幅×全高:4375×1790×1490mm
ホイールベース:2640mm
車重:1370kg
エンジン:直列4気筒DOHCターボ
最高出力:116ps(85kW)/5200-5600rpm
最大トルク:185Nm(18.9kgm)/1500-4000rpm
トランスミッション:CVT
駆動方式:4WD
最小回転半径:5.3m
JC08モード燃費:17.2km/ℓ
車両本体価格:245万1600円
シビックハッチバック 全長×全幅×全高:4520×1800×1435mm ホイールベース:2700mm ミラーtoミラー:2080mm
大型化が著しいシビックは、カローラスポーツよりも全長とホイールベースが長く、ぱっと見の印象もツーサイズは大きく感じる。その分、室内の前後席クリアランスや荷室の奥行きも広い。シビックハッチバック
全長×全幅×全高:4520×1800×1435mm
ホイールベース:2700mm
車重:1350kg
エンジン:直列4気筒DOHCターボ
最高出力:182ps(134kW)/6000rpm
最大トルク:220Nm(22.4kgm)/1700-5500rpm
トランスミッション:CVT
駆動方式:FF
最小回転半径:5.5m
JC08モード燃費:18.0km/ℓ
車両本体価格:280万0440円
ラゲッジスペース比較の前に、インパネと前席・後席も比べてみよう。
カローラスポーツG
上質感のあるソフトパッド加飾のダッシュボードを採用。メーター内には7.0インチもしくは4.2インチの多機能カラーディスプレイも備わる。専用通信機が全車に標準装備され、販売店オプションの純正ナビを装着すれば、T-Connectの各機能を利用することができる。リヤシート高:570mm 後席ニースペースは約140mm、頭上スペースは約60mm。デザイン性と居住性を両立させている。 | フロントシート高:530mm〜560mm 肩のサイドサポートを強調したスポーティなシートを採用。最上級グレードには、よりホールド性の高いシートが標準装備される。 |
シビックハッチバック
ソフトパッドやカーボン調ガーニッシュを使用し、質感の高さとスポーティなイメージを表現。ハイデッキコンソールの下側には収納が備わり、使い勝手も良好だ。7インチ液晶メーターは視認性に優れ、ターボブーストなど多彩な情報表示にも対応する。リヤシート高:520mm 後席ニースペースは約190mmと広いが、頭上にはあまり空間的な余裕はなく、身長の高い人は少し窮屈に感じるかもしれない。 | フロントシート高:490〜570mm 撮影車はオプションのレザーインテリアを装備し、運転席には便利な8ウェイパワーシートも備わる。 |
カローラスポーツG
通常時:奥行き810mm 高さ770mm後席格納時:最大奥行き:1590mm 最小幅950mm荷室フロアは手前の方が幅が広く、最大幅は焼く1400mmもある。トノカバーからフロアまでの荷室高も約470mmと実用的だ。後席は6対4分割可倒式で、シートバックを倒すと段差が生じるが、フロアとの隙間はトリムで覆われるようになっており、使い勝手に配慮されている。
シビックハッチバック
通常時:奥行き930mm 高さ:750mm後席格納時:最大奥行き:1820mm 最小幅:850mm「ハッチバック」というより、欧州でポピュラーな「ハッチバックセダン」と言ったほうがより正しく、リヤゲートは上の方までガバっと開く。荷室高さはトノカバーの位置だと約470mmでカローラスポーツと大差ない。後席は6対4分割可倒形式。