Eクラスがマイナーチェンジした。V6 エンジンの最高出力などを向上させた「E450 4MATIC」を新たに導入するほか、内外装デザインの変更に加え、セダン/ステーションワゴンの全モデルに本革シートを標準装備している。

次世代のインテリジェントドライブを体現するEクラスがさらに進化



 メルセデス・ベンツEクラスがマイナーチェンジし、新たにV6 エンジンの最高出力を向上した「E450 4MATIC」を導入するとともに、一部モデルの装備内容やデザインを変更した。



 Eクラスといえば、世界累計1200万台以上の販売台数を誇るメルセデス・ベンツの中核をなすモデルであり、1947年に発表されたW136/191型以来、常に時代に先駆けて革新的な技術を採り入れ、世界のプレミアムセダンの指標とされてきた。




 2016年7月に日本に導入された現行型Eクラスは、最先端テクノロジーを搭載し、安全性、快適性を高次元で両立した次世代のインテリジェントドライブを体現するモデルだ。

 Eクラス(セダン/ステーションワゴン/クーペ/カブリオレ)共通の主な変更点は「E450 4MATIC」の導入、そしてステアリングデザインの変更である。




 ステアリングについては、メルセデス・ベンツ最新世代の上質かつスポーティなデザインを採用。ステアリングから手を放さずに、ナビゲーションの操作や車両の設定などを行うことができる「タッチコントロールボタン」や「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック(自動再発進機能付)」を操作するスイッチを備え、操作性の向上にも寄与する。

■Eクラス(セダン/ステーションワゴン)の主な変更点

 一部モデルに本革シートを標準化し、「E200 アバンギャルド 」「E200 4MATIC アバンギャルド」「E220 d アバンギャルド」「E250 アバンギャルド スポーツ」および「E350 e アバンギャルド スポーツ」に従来はオプション設定であった本革シートを標準装備とした。




 これにより、Eクラスは全モデルで本革シートが標準装備となり、さらに上質な印象を高めている(「E350 e アバンギャルド スポーツ」はセダンのみの設定)。また「E450 4MATIC エクスクルーシブ」には、新たに空力を考慮した「18インチ5スポークアルミホイール」を採用している。

■Eクラス(クーペ/カブリオレ)の主な変更点

 新型「CLS」から採用された「イルミネーテッドエアアウトレット(前席)」を採用した。スポーティな雰囲気を醸し出す、タービンエンジンをイメージしたフォルムの送風口で、全体がシルバーシャドー仕上げとなっているほか、64色から選択可能なイルミネーションが送風口の内側に仕込まれ、未来的な雰囲気を演出する。




 エアコンの温度を上げる操作を行った場合には、アンビエントライトが赤く、温度を下げる操作を行った場合には、青く光るなど、操作内容が直感的に感じられる機能も備えている。

■新型Eクラス価格


セダン 701万円〜1053万円


ステーションワゴン 738万円〜1116万円


クーペ 700万円〜1086万円


カブリオレ 735万円〜1141万円


■新型Eクラス メルセデスAMGモデル価格


63モデル 1668万円〜1858万円

情報提供元: MotorFan
記事名:「 メルセデス・ベンツEクラスがマイナーチェンジ! 内外装のデザインを一新し、 367ps&500Nmの「E450 4MATIC」を追加