4月のニューヨーク国際オートショー2018以来の登場となるレヴァンテ・トロフェオは、590psの3.8L V8ツインターボエンジンを搭載したレヴァンテの最強モデル。590ps/6250rpm、730Nm/2250rpmのパワーとトルクはQ4インテリジェントAWDによって4輪に伝えられ、0-100km/h加速は僅か3.9秒、最高速度は300km/hオーバーという凄まじい速さを発揮する。
もちろんエンジンはマラネッロのフェラーリ・ファクトリーにおいて職人の手によってくみ上げられる。エクステリアはロワースプリッター、フロント・エアインテーク内のサイドベゼル、サイドスカート・インテーク、リヤ・エクストラクターがハイグロス・カーボンファイバーで仕上げられており、高性能をアピール。ボンネット上のふたつのエアインテークも、通常のレヴァンテとは明らかに違う雰囲気だ。
7月にグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2018でデビューしたレヴァンテGTSは、トロフェオと同様の3.8L V8ツインターボを搭載するが、パワーは550ps/6200rpmとやや控えめ。しかしトルクは730Nmという取るフォエオと同じ大トルクを2500~500rpmで発揮する。0-100km/h加速は4.2秒、最高速度は292km/hだという。
インテリアは最高級フルグレイン・レザーの”ピエノ・フィオーレ“をトロフェオに標準装備、GTSにオプション設定。17スピーカーで出力1280wのBowers&Wilkins製オーディオも装備している。
すでにレヴァンテ・トロフェオもレヴァンテGTSもトリノのミラフィオーリ工場で生産が始まっている。日本への上陸は秋となる予定だ。