そのアニバーサリーイヤーを記念して、限定モデルが発売されることになった。
「20ans(ヴァンタン)」とは、フランス語で20年を意味する。
7月5日から申し込みを受け付け、希望者が多数の場合は抽選による販売となる。
販売台数は200台の限定で、価格は265万9000円だ。
図抜けたユーティリティ性はもちろん、ユーモラスなデザイン、そして意外なほどしっかりとした走りによって、本国フランスはもちろん、日本も含めた世界中で人気を博しているカングーが、今年で発売20周年を迎えた。
そんなカングーの二世代、20年に渡る歴史を記念して、このほど限定モデル「カングー20thアニバーサリー」が発売されることになった。
これまでもバラエティに富んだ限定車が次々とリリースされてきたが、そのほとんどは正規輸入元であるルノー・ジャポンが企画し、フランス本社とのタッグによって生み出されたものだった。だが今回の「カングー ヴァンタン」は、本社サイドによって企画され、世界にデリバリーされるグローバルモデルだという。
ベースモデルはゼンEDCで、パワートレインは直列4気筒1.2Lターボと6速DCTの組み合わせとなる。ボディカラーはリュージュ パボ メタリックと呼ばれる専用カラーで、ホイールカバーも専用デザインとなる。
インテリアも専用に仕立てられる。フロントドアのトリムやシート中央にボディカラーとコーディネートされた深紅のアクセントがあしらわれ、シートバック上部にはカングーのシルエットを模したイラストが無数に描かれる。アームレストにはさりげなくレッドのステッチが入れられている。
ルノー・カングー ヴァンタンの特別装備は下記の通り。
● 専用ボディカラー
●フロントフォグランプシルバートリム
●ボディ同色ドアミラー
●ボディ同色サイドプロテクションモール
●専用デカール
●専用ホイールカバー
●マルチルーフレール
●専用ブリリアントブラックセンタークラスター
●専用ファブリックシート
●専用フロントドアトリム
●センターコンソールボックスレザー調リッド
●バックソナー
今年で生誕20周年を迎えたルノー・カングーを徹底解剖する一冊。日本とフランスで徹底的に走り込んだ試乗レポートや、フランス郵政公社「ラ・ポスト」の本物の配達人へのインタビュー、そしてこれまで日本で販売されたカングーを限定車も含めてすべて紹介するなど、カングー好きの知識欲を満足させる盛りだくさんの内容になっています。
発売:2018年7月5日(木)
定価:907円+税