ル・マン24時間レースで2015年から3年連続優勝を果たした919ハイブリッド。その伝説的マシンをベースとする919ハイブリッドEvoが6月29日朝、ニュルブルクリンク北コースを5分19秒55で周回した。

ポルシェワークスドライバー、ティモ・ベルンハルト

 とてつもない記録を樹立したのはワークスドライバー、ティモ・ベルンハルト。2度のル・マン24時間レース総合優勝(2015年、17年)を果たし、昨年のFIA世界耐久選手権(WEC)でもドライバータイトルを獲得した有力ドライバーである。

 今回のタイムアタックによって、1983年5月28日にシュテファン・ベロフが956Cで樹立した伝説的な6分11秒13のラップタイムを35年間振りに更新した。もはや更新不可能と思われる、5分19秒というこのタイムもいつか更新される日が来るのだろうか?

 なお今後も919ハイブリッドEvoを使ったイベント「919トリビュートツアー」が実施予定という。グッドウッド・スピードフェスティバル(7月12〜15日)とブランズハッチのポルシェフェスティバル(9月2日)、さらにカリフォルニアのラグナ・セカで開催されるポルシェ レンシュポルト・リユニオン(9月26〜29日)で走行する予定だ。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 ポルシェ919ハイブリッドEvoがニュルブルクリンク北コースで驚異の走り