開催を前日に控えた土曜日、会場には続々とエントラントが集まり、初心者講習や緊急活動訓練が実施されました。
Motorfan.jpでもおなじみのクロエリ/梅本まどか組も現地入りし、会場設営や講習を受講。明日からの本番に備えました。
今回のラリーは自身の地元、そしてチーム母体(クスコ)の地元とあって、勝ちたいモード充分のクロエリ選手に意気込みを伺いました。
「意気込みというと、、、最近は、意気込みすぎて失敗することが多かったので、今回は気を付けようと。
去年、開幕戦で勝って、そのあと自分にプレッシャーをかけすぎて結果がでなかったので、今年はあまり意気込みとか、あまり考えないようにしているんです。
でも、やっぱり地元なので、勝ちたいです。
渋川は、デビューが2位だったのですが表彰式に出られなかったり、去年はペナルティで2位を失ったり。
そういうこともあって、今年はどうしても優勝したいので、いろいろと準備もしてきました。
明日はやる気スイッチを入れて、頑張ります!」
そしてコ・ドライバーの梅本まどか選手もクロエリ選手の勝利に向けて気合充分です。
「クロエリさんがどうしても渋川を勝ちたいというのを前から知っていたので、その渋川がもう来てしまったというかんじですね。
初戦いろいろと教えていただいて、そのあとの勝山で失敗してしまった経験を、今回はいかして頑張ります。
クロエリさんは腕があるし、そんなクロエリさんに迷惑をかけないようにしたいですね」と梅本選手。
ぜひ明日はクロエリ/梅本まどか組をはじめ、ラリーにチャレンジする皆さんを現地で応援しましょう!
<見どころ>
一般観戦可能な渋川総合公園SSの見どころは、公園内のオブジェを中心に周回するテクニカルゾーン。スタート後一気に加速し、スピードの乗った状態から周回区間へ突入するが、マシンをスライドさせながら魅せる走りをする選手や、できるだけスムーズにターンを処理する選手など、その走りは選手によって様々。イベント広場側に設けられた観戦エリアは上からターン区間を見渡せるポイントとなるので、各車の走りの違いを楽しめる。また、ターン区間には段差も存在するため、その処理もチェックしたい。
会場内には各選手がマシンの整備や準備を行うサービスエリアもあり、近くで見学することもできる。サービスエリア内の競技車両の走行に十分注意しながら、サービス作業の様子をぜひご覧いただきたい。
なお、10時からのセレモニアルスタートで全車がスタートした後から渋川総合公園SSがスタートするので、スタートしていくラリーカーへ大きな声援を送ってほしい。