ちなみに、LSM-100は北海道苫小牧市の国道36号線で単体(固定式オービス)で稼働しているが、どうやらレーザーによる速度測定の測定精度がまだ定まっていないが故の、試験運用らしい。
☆レーザーパト対処法
ぶっちゃけ対処法とは言っても、神出鬼没であり、固定式オービスのように事前に警告板があるわけではなく、レーダー探知機が無効、さらに今回のように物陰に隠れられちゃったら「対処法などない」というのが正直なところ。と言っちゃったら元も子もないので、最低限の注意ポイントを挙げておこう。
・注意ポイント
1. 飛ばしている時は前車の挙動に目を光らせること。前車がブレーキを踏んだら、迷わず減速すべし。
2. 単独走行時は特に危険。一般的なネズミ捕りよりもかなり距離の離れた地点から、しかも窓越しの視認になるので、複数のクルマが走っている時よりも断然、狙われやすいからだ。
3.レーザーによる速度測定の精度はまだ警察内部でも評価が定まっていないと言われている。下手すれば誤測定で捕まる可能性もあるわけだ(これはネズミ捕りでも同じ)。ただ、「そんなに出していない」という言い訳は通用しないので、できればドライブレコーダーを装備したい。いざとなれば画像から速度を割り出すことも可能だからだ。
というわけで、このレーザーパト、何も北海道だけの話じゃない。沖縄や静岡にも導入されているというし、なにしろレーパトと違い、無線免許がなくても取り扱えるから、取締効果によっては今後、増殖する可能性がないわけじゃない。他人事ではないことをきっちり認識しておこう!
PHOTO:東新宿交通取締情報局