ゼノー・テックでは、電源のオンオフをもとに稼働時間を算出するセンサーをいくつかの設備に取り付けるなど、生産現場の「見える化」にこれまでも取り組んできたが、円筒研削盤は稼働時以外でも電源オンであっても非稼働であるケースがあるなど把握が困難だった。今回の実証実験では複数センサーの併用で、作業中、作業者の有無、電源オンをそれぞれ把握し、クラウドに集約することで稼働・段取作業中・非稼働の3つの状態が正確に把握できるようになり、かつダッシュボードでリアルタイムな「見える化」が実現した。これにより、更なる生産性改善の施策の基礎データとしての活用が期待される。
西菱電機は、今年度夏頃を目途にSeiryo Business Platformの商用化を進めており、IoTサービスはこの一つとなります。