衝突安全性能評価は、自動車の総合的な衝突安全性能を評価するもので、「乗員保護性能評価」「歩行者保護性能評価」「座席ベルトの非装着時警報装置(シートベルトリマインダー)評価」の3項目での評価スコアを基に5段階の総合評価が行われている。
また、予防安全性能評価は、予防安全装置の性能を評価するもので、「前方車両に対する衝突被害軽減制動制御装置」「前方歩行者に対する衝突被害軽減制動制御装置」「車線逸脱抑制装置」「後方視界情報提供装置(バックビューモニター)」の4項目での評価スコアを基に3段階の総合評価が行われている。
「スイフト」は、軽量高剛性の新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」に加え、軽量衝撃吸収ボディー[TECT(テクト)]を採用し、衝突時の安全性能の向上を図った。さらに、スズキの予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」の衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)」を採用するなど、アクティブセーフティとパッシブセーフティの両面から安全対策を図っている。経済産業省や国土交通省などが普及を促進する「セーフティ・サポートカー」の「サポカーS ワイド」に該当する。