◆新たな離脱構造の採用による安全性の向上(離脱荷重のバラツキを25%低減)
離脱構造をコラムパイプ部に設定することにより、コラム構造体の離脱荷重を一定に保つことができ、衝突に対して安定した衝撃吸収を実現。安全性がさらに向上している。
◆従来比約15%(約560グラム)の軽量化を達成
離脱構造の変更により部品点数の削減と形状の簡素化を実現。ステアリングコラムの軽量化で、自動車の燃費向上に貢献する。
◆従来比約11%(約7Hz)の振動剛性アップによる快適性の向上
チルトブラケットを最適に設計することで高い振動剛性を実現。ハンドル操作の安定性が高まり、快適性が向上している。高い振動剛性とはコラムの共振振動数が高いことを指し、一般に高いほど外部からの振動を感じにくくなる。