8シリーズはもちろんBMW最新のダイナミクス性能を誇り、フラッグシップグレードのM850i xDriveは新型V8エンジン、最新4WDシステム、インテグラルアクティブステアリング、アダプティブMサスペンション、20インチ軽量ホイールなどを装備し、高いダイナミクス性能を誇ると謳う。
(以下プレスリリースより抜粋)
FIA世界耐久選手権(WEC)2018の第2ラウンドに、BMW Motorsportは2台のBMW M8 GTEを参戦させる。このレーシング・カーは、すでにシーズン初めのベルギー、スパ=フランコルシャン・サーキットで、またアメリカのIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権で、その大きなポテンシャルを実証している。これに続いて、モーター・スポーツで集められた経験を余すことなく活用した駆動システム、サスペンション・システムを搭載した標準モデルがデビューする。サーキットで培った確かなノウハウは、特に新型BMW M850i xDrive Coupeに集約されている。BMW M850i xDrive Coupeは、新型V8エンジン、インテリジェント四輪駆動システム、制御式リヤ・アクスル・ディファレンシャル・ロック、インテグレイテッド・アクティブ・ステアリング、アクティブ・ロール・スタビライザー付きアダプティブMサスペンション・プロフェッショナル、高性能タイヤ付き20インチ・アルミ・ホイールを装備しており、傑出した走行性能を提供する。
BMW AG研究開発担当取締役のクラウス・フレーリッヒは、次のようにコメントしている。「ニューBMW 8シリーズ クーペのワールド・プレミアに際し、ル・マン24時間レースに勝る舞台はありません。レースとは、情熱、運動性能、長距離走行に耐えうる能力を実証する場です。そしてこれらの能力は、BMWの新しいスポーツ・カーを際立たせている特性でもあるのです。」
競合ひしめく環境において、新型BMW 8シリーズ クーペの比類ないキャラクターを特徴づけるのは、広範囲におよぶドライビング・エクスペリエンスである。極めてダイナミックな走行状況における胸のすく出力特性、ドライバーを魅了する俊敏性、高いレベルの正確性が、サーキットで証明されたこのスポーツ・カーの個性を強調している。新型BMW 8シリーズ クーペは、高速道路や幹線道路での長距離走行の快適性だけでなく、最新のラグジュアリー・カーとしての環境や高品質な装備を与えられた最高のクルーザーとしての役割も担っており、そのことに疑いを挟む余地はない。
ル・マンにおける新型BMW 8シリーズ クーペのワールド・プレミアは、ラグジュアリー・クラスにおけるBMWブランドのモデル攻勢に向けたスタート・シグナルであり、多くの人の感情に訴える形で演出される。このセグメントでの存在感を増すことは、BMWグループがNumber ONE >NEXT戦略で定義した活動の一つでもある。2018年中に実施される新型BMW 8シリーズ クーペの市場導入によって、運動性能とドライビング・カルチャーに関するモデル・プログラム最高峰への熱い要望が満たされることであろう。