場所:大阪府豊中市上新田
道路:国道423号線(新御堂筋線)
方向:箕面市方面(北行き)
種類:LiH
速度測定方式:レーザー式
R423、豊中市のHシステムがLHに世代交代! と聞いて現地に出かけてみたら、確かにHが見慣れたLHに姿を変えていた。が、周辺を調査してみたところ、LHの速度測定システムでああるループコイルの埋設跡が見当たらない。さらに撮影ポイントを示す白線もない! 一体、どうやってスピードを図っているんだろうと思いきや、数m手前に見慣れない白い箱が!
レーザースキャンセンサーユニットだ!
先月、国道26号線にL型ベースのレーザー式オービス(Liと銘々)が新設されたことを紹介したが、まさかLHと合体するとは。ただ疑問なのは、Liは片側1車線道路に設置されているのでレーザーセンサーユニット(長いよ!というわけで以下レーザーセンサーに省略!w)はひとつでいいが、ここは明らかに2つのカメラで2車線を狙っているということ。ってことはこのレーザーセンサーは1機で複数車線の速度を測れると言うことなのだろうか。その辺はぜひ、メーカーである東京航空計器(株)に問いただしてみたい。
ところでこのレーザーによる速度計測システムはすでにパトカーの車載速度測定装置に採用され稼働しているし、可搬式移動オービス(LSM-300)によって全国各地で運用されている(実稼働かどうかは不明)が、本場USAではレーダーに代わる計測システムとして、全米で取り締まりに使用され、レーザー探知機なるものさえ市販されている。
が、その測定性能は本当に信用できるのか? 数々の実験結果に基づいた測定精度が公に証明されたという話はまだ聞いていない。Hシステムを始めとするレーダーによる測定に未だに疑惑が抱かれている現状では、レーダー式の二の舞になる恐れもある。こいつはますます目が離せません。