北京モーターショーでワールドプレミアされた新型レクサスES。その伸びやかなスタイルに目を奪われた人も多いだろう。”まるでLS”の新型ESを実際にLSと比べてみよう。

北京モーターショーのプレスデーに世界初披露された新型レクサスES。流麗なスタイリングは、レクサスの最上級セダン、LSを彷彿とさせるものだった。


実物を目にしても、何も言われなかったら、「LSかな」と思っただろう。


もちろん、LSはGA-Lプラットフォームを採用するFR。一方のESはGL-KプラットフォームのFFである。

新型レクサスES260 Fスポーツ

レクサスES260 全長×全幅×全高:4975×1445mm ホイールベース:2870mm

レクサスLS500 Fスポーツ

LS500 Fスポーツ 全長×全高:5235×1450mm ホイールベース:3125mm

新型レクサスES260 Fスポーツ

レクサスES260 全幅:1865mm

レクサスLS500 Fスポーツ

LS500 Fスポーツ 全幅:1900mm

新型レクサスES260 Fスポーツ

新型レクサスES260 Fスポーツ

レクサスLS500 Fスポーツ

LS500 Fスポーツ

昨今のプレミアム・ブランドは、サイズこそ違ってもデザインテイストは共通というデザインが多い。レクサスもLSとESも駆動方式は違っても、デザインは驚くほど共通している。


FFレイアウトを採るESの方が若干、フロントのオーバーハングが長いが、それもLSとこうして並べてみれば、というレベルだ。

新型レクサスES260 Fスポーツ

LS500 Fスポーツ

LS500 Fスポーツ

新型レクサスES260 Fスポーツ

新型レクサスES260 Fスポーツ

LS500 Fスポーツ

LS500 Fスポーツ

こうして見てみても、美しくて大型のセダンがほしいが全長5235mmのLSは大き過ぎ!という潜在顧客に新型ESが強くアピールするのはわかる。日本導入も決まっているが、じつはグローバルで人気を博するレクサスの中心モデルになるのは容易に予想できる。




北京で実物を見た感想としても、LSよりもESの方がいいのでは、というものだった。価格も未発表で、LSとの価格差がどのくらいになるかはわからないが、ESに期待ができるのは間違いない。




ところで、レクサスのセダンと言えば、LSの下、ミドルクラスにはGSがある。


せっかくなので、ESとGSも比べてみよう。

新型レクサスES300h

新型レクサスES300h 全長×全幅×全高:4975×1865×1445mm ホイールベース:2870mm GA-Kプラットフォーム

レクサスGS

全長×全幅×全高:4915×1855×1440mm ホイールベース:2850mm トヨタNプラットフォーム

じつは、新型ESは、GSより一回り大きいのだ。LSーGSーESーISという並び変わらないとすれば、次期GSは、LSとESの間のボディサイズになるはずだ。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 一見するとLSそのもの! 北京モーターショーで登場した 新型レクサスESはどのくらいLSと似ているか?