ボッシュはこのたび、2018年のAutomotive News PACE (Premier Automotive Suppliers' Contributions to Excellence)アワードを受賞した。受賞対象となったのは、二輪車とパワースポーツ車両向けに専用設計された「オール イン ワン」型ライダー情報コミュニケーションセンターであるインテグレーテッド コネクティビティ クラスター。

インテグレーテッド コネクティビティ クラスターは、従来型のメーターパネルと幅広いインフォテイメント機能を単一のデバイスに統合したディスプレイユニット。ライダーは、Bluetoothで自身のスマートフォンを接続し、ハンドルバーで直感的に操作できる。着信した電話への応答だけでなく、電話帳へアクセスし電話をかけること、さらに、スマートフォン内の音楽を聴くことも簡単に行える。



画期的なスマートフォン統合ソリューションのmySPINとも連携できるようになっており、走行中もこのディスプレイユニットを介してナビゲーションなどのスマートフォンアプリを使用することが可能。また、ハンドルバーを握ったまま操作できるため、ライダーが注意散漫になることも防止できる。ディスプレイにはオプティカルボンディング技術と反射防止コーティングが採用されており、耐水性を備えている。そのため、どんな天候条件下でも見やすく、暗闇の中や直射日光が当たる場合でも鮮明な色でくっきりと表示される。




このように、インテグレーテッド コネクティビティ クラスターには画面の見やすさを著しく向上させる革新的な技術と直感的に操作できるインターフェースが採用されているため、ライディングの安全性と利便性が向上するだけでなく、ライダーはライディングの楽しさを満喫できる。




ボッシュの北米法人社長であるマイク・マンスエッティ氏(Mike Mansuetti)はこう述べている。「ライダーの安全と快適性を確保するために、ボッシュはこれまで培ってきた車両システムに関する専門知識と高度なノウハウを活用しています。今回の受賞は、未来のモビリティを形作る最前線で、革新的なネットワーク化ソリューションを提供しようとする私たちの取組みが認められたことの表れだと受け止めています」

情報提供元: MotorFan
記事名:「 ボッシュ:インテグレーテッド コネクティビティ クラスターがAutomotive News PACEアワードを受賞