今回設置する「H2One」は、水素をコンパクトに貯蔵できる水素吸蔵合金タンクの採用などにより構成機器をコンテナ1台に格納したワンコンテナモデル。従来、20フィートコンテナ3台に格納していた機器を1台に格納したため、省スペース化を実現し、最小限の配管工事で設置ができるようになった。
東芝エネルギーシステムズは、東北地方において、東北電力株式会社向けに「H2One」を納入しているほか、福島県浪江町を実証エリアとして1万kW級の水素製造装置を備えた水素エネルギーシステムを構築する再生可能エネルギー利用水素プロジェクト*に参画している。
* 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の公募事業「水素社会構築技術開発事業/水素エネルギーシステム技術開発/再エネ利用水素システムの事業モデル構築と大規模実証に係る技術開発」