全長×全幅×全高:4060×1750×1450mm ホイールベース:2550mm
で、やはりコンパクトだ。
全幅の1750mmも、欧州のライバルは軒並み1.7m超えだから、さほど大きいとは言えない。
ここでは、クルマがすっぽり入る直方体の体積で、そのクルマの「ボリューム感」を考えてみたいと思う。
全長×全幅×全高の答がそれだ。パーキングスペースには、これだけのボリュームの箱が入らなければ、クルマは駐められない(ミラーははみ出てしまうけれど)。
ここで示した「直方体の体積」と、実際に感じる「ボリューム感」がどれほどリンクしているか。
どう思いますか?
それでは大きい順に並べてみよう。
ここまでが、「10㎥」以上のクラス。
次からは「10㎥未満」のクラスである。どんなクルマが「コンパクトなBセグ」のなかでも「コンパクトなモデル」なのだろうか?
ここでは、Bセグメントのモデルを取り上げている。
Bセグでは「10㎥」であるが、ではC/D/Eセグではどうなるのか、ちょっと数字だけ並べてみよう。
まずは、CセグのベンチマークであるVWゴルフ。
全長×全幅×全高:4265×1800×1480mm ホイールベース:2635mm
で11.362㎥
次に、Dセグの代表例としてVWパサートを計算してみた。
パサート
全長×全幅×全高:4785×1830×1465mm ホイールベース:2790mm
で12.828㎥
最後に、メルセデス・ベンツSクラス
全長×全幅×全高:5125×1899×1493mm ホイールベース:3035mm
で14.530㎥となる。
新型VWポロがMQBを使うことになっているから、次期アウディA1も当然MQBを採用することになるだろう。そうなれば、当然、ボディサイズはポロ並に大きくなる。現行A1は、PQ25という先代ポロが使っていたプラットフォームを使っている。それゆえのコンパクトさ、と言える。
そして、今回選んだBセグモデル中、もっともコンパクトなモデルは……。