そんないざという時の備えに役立つのが、無限電工株式会社のhit-airシリーズ。ライダーが「エアバックを着る」ことで体の保護をできるよう開発されている。
首元と背面が膨らんで体のダメージを軽減してくれるのだ。バイクとライダーの間にハーネスをつなぐことで、投げされた際ボンベの栓が引かれる。この力を利用して起動するシンプルな構造なので、誤動作もなさそうだ。
主なラインナップは3種類。お気に入りのジャケットの上に羽織るだけでOKなベストタイプのほか、プロテクターも内蔵されたジャケットタイプ、一体型のレーシングスーツタイプと、通常使用からサーキットユースまで幅広いニーズに応えている。
チェック柄のおしゃれなデザインのものもあり、組み合わせが楽しめそうだ。最近ではスノーボードやスキーなどのスピードが出るスポーツや、子供や老人が転倒した際の保護用のラインナップも用意しているという。 その安全性の高さは定評があり、日本の白バイ隊をはじめ、世界中の警察でも採用されているほどだ。
会場ではエアバックの展開体験をしている姿も見られた。無限電工株式会社のブースは西3・4ホールの3-22番。0.25秒とあっという間に開くエアバックの安心感を感じてほしい。