今のところバッテリーの対応は同時展示の電動スクーターのみのようだが、バッテリーから充電設備までを含んだプラットフォームとして確立することで、普及を目指しているという。
車体にケーブルをつなぐほか、室内でも専用のクレードルを設置することで充電できる。取り外し可能なバッテリーは片手で持てるので、あまり苦労することなく持ち運べそうだ。
バッテリーの内蔵方法もよく考えられている。iONEXのキーシリンダー近くのボタンを押すと、フットボードが開いてバッテリーボックスがオープン。抜き差しするだけで簡単に交換できるだけでなく、二個まで設置が可能だ。バッテリーサイズもメットインに入るくらいなので、予備も持ち運べるなど、電動バイクで一番ネックなバッテリーの心配をことごとくクリアしているのだ。
このほかキムコブースでは最新のスポーティスクーターAK550をはじめとする既存のラインナップに加え、三輪スクーターのコンセプトも展示中。特にAK550ではスマホと連動してメーター上にナビを表示する機能が体験できるので、購入の際の参考にしてみるといいかもしれない。 ■キムコブース 西3・4ホール 3-02