その荷台のサイズは700mm×640mm、最大荷重は100kgという、バイク、スクーターとしては桁外れの積載性を誇る。これを可能としているのが、フロント1輪、リヤ2輪の合計3輪のタイヤで、車体を支えるため、コーナリング時の安定感は抜群。これに加えてフロントスクリーンとルーフも標準で装備しているので、デリバリー用途&ビジネス用とでその本領を発揮する。
動力にはブラシレスDCモーター(PM3-phase)をリヤホイールそれぞれに搭載。定格出力は4kW×2、最高出力は5kW×2、最高速度は70km /hとなっている。8kWh 48Vのバッテリーを搭載し、航続可能距離は120km。乾燥重量195kgというヘビー級の車体ながら、十分な走行距離を確保している。
なお発売時期は2018年内を予定。
■主要諸元■
・全長×全幅×全高:2050×720×1680mm
・シート高:720mm
・乗車定員:1名
・ギヤボックス:インテグラルホイールハブモーター
・サスペンション(フロント /リヤ):Φ41油圧式テレスコピック /プリロード調整機能付きツインショック
・タイヤ(フロント /リヤ):120 /70−14 /130/60−13
・ブレーキ(フロント /リヤ):ディスクΦ210mm
従来アディバが行ってきたガソリン車ベースではなく、EV車用に専用プラッホームを開発。走行中にソーラーパネルで充電するなど画期的な機能を備える。パワーユニットは街乗り、ツーリング、スポーツ走行など用途に応じてモーターと電池を簡単に交換できる「モジュラー・パワーユニット・システム」を採用。発売時期は未定。