だが実は、そうした高性能モデルだけではなく、ごく一般的なセダンやハッチバック、あるいはコンパクトスポーツカー、さらには日本のミニバンや軽自動車向けにも、安価かつ高性能なブレーキパッド・ローターを設定している。
今回がIAAE初出展となる同社の日本正規代理店・カインドテクノストラクチャーは、NAO(Non Asbestos Organic fiber)材によりダストの発生を徹底的に抑え鳴きも低減した昨年10月発売の新シリーズ「セラミックパッド」と、適正温度0~600℃の高い対フェード性を持つ初期制動力重視の「ブラックパッド」、主力2シリーズのブレーキパッドを出品。
さらに、高い防錆性能を持つ「UVコートディスク」や、内部に縦長のリブを持ち耐サーマルクラック性を40%超まで向上させた「PVT(ピラーベンチレーション技術)ディスク」、ドリルドタイプの「エクストラ」、2ピース構造の「フローティングディスク」といった各種ブレーキローターも展示して、技術力の高さと対応車種の広さをアピールしていた。