今回のIAAEでは主に整備士の来場客向けに、スパークプラグ脱着VR体験と、オシロスコープを用いた新品プラグと劣化プラグとの電圧比較デモを新たに展開した。
同社によれば、スパークプラグを適正なトルク・角度で取り付けていないケースが散見されており、締め付けトルクが強すぎればネジ切れや異常燃焼を起こし、弱すぎればネジの緩みによる端子折損や異常燃焼を起こす原因になっているという。
オシロスコープを用いた新品プラグと劣化プラグとの電圧比較デモでは、プラグが劣化すると電圧のピーク値が高まることを実証。シリンダー内の加圧下では今回披露されたグラフ以上に電圧が高まり、火花が横方向へ逃げてしまうため燃費が悪化することを示していた。