ワールドプレミアされたばかりの新型メルセデス・ベンツAクラス。「コンパクトクラスのモダンラグジュアリーを”再定義”する」とメルセデス・ベンツが謳う最新作。おそらく、「打倒、VWゴルフ」が新型Aクラスに与えられた役割のはず。ここでは、新型Aクラスを詳しく解説していこう。

新型メルセデス・ベンツAクラス:打倒ゴルフ! エンジンはすべて新規開発 M282型/M260型/OM608型

次は、ボディサイズ、ディメンションを見て行こう。ここは現行と新型の比較で考えていこう。


現行Aクラスは


全長×全幅×全高:4355×1780×1433mm


ホイールベース:2699mm




新型Aクラスは


全長×全幅×全高:4419×1796×1440mm


ホイールベース:2729mm




数字は、本国の資料のもの(国内の届出値とは異なる数字)だ。




新旧を比べると新型は、


64mm長く


16mm幅広く


7mm高く


ホイールベースが30mm伸びている。




ちなみにVWゴルフのボディサイズ(国内届出値)は、


全長×全幅×全高:4265×1800×1480mm


ホイールベース:2635mm




だから、新型Aクラスは、ゴルフ7より


154mm長く


4mm幅狭く


40mm背が低い


94mmホイールベースが長いということになる。




では、まずは前面視から。

現行メルセデス・ベンツAクラスの前面視

現行メルセデス・ベンツAクラスの前面視

新型メルセデス・ベンツAクラスの前面視

現行メルセデス・ベンツAクラス
新型メルセデス・ベンツAクラス


新型メルセデス・ベンツAクラスの前面視

現行メルセデス・ベンツAクラスの側面視

現行メルセデス・ベンツAクラスの側面視

新型メルセデス・ベンツAクラスの側面視

現行メルセデス・ベンツAクラス
新型メルセデス・ベンツAクラス


新型メルセデス・ベンツAクラスの側面視。この図では、リヤにトーイングのためのフックが付いている。

全長は64mm拡大しているが、そのうちホイールベース分は30mmだ。フロントのオーバーハングは936mmから914mmに、22mm切り詰められたのに対して、リヤのオーバーハングは720mmから776mmと56mmも拡大している。




これにともない、ラゲッジルームの奥行きは707mmから822mmとぐっと広くなった。115mmも奥行きが広くなったということは、新型Aクラスのラゲッジルームの使い勝手に大きなメリットを与えるはずだ。

現行Aクラスの室内寸法

先代Aクラスの室内寸法

新型Aクラスの室内寸法

新型Aクラスの室内寸法

室内は格段に広くなった。


フロントシートの座面から天井までは


現行1017mmが新型では1024mmへと7mm拡大。


同じくリヤシートは


現行952mmが新型では960mmと8mm拡大している。




横方向の余裕は新型のポイントのひとつだ。


フロントの幅方向の数値は(Elbow room, front)は1422mmから1457mmと35mmも拡大している。


同じくリヤでは36mm拡大。




新型Aクラスは、現行より室内空間がかなり広がったのだ。

現行Aクラスの上面視

現行Aクラスの上面視

新型Aクラスの上面視

新型Aクラスの上面視

現行Aクラスの後面視

現行メルセデス・ベンツAクラス
新型メルセデス・ベンツAクラス


新型Aクラスの後面視

情報提供元: MotorFan
記事名:「 新型メルセデス・ベンツAクラス:ボディサイズは? 新旧Aクラスで比べてみる