17日から18日にかけて東京ビッグサイトで開催された「第4回ウェアラブルEXPO」では、圧電刺繍(e-stitch)を活用したレディースウェアを展示。これは「京都デニム」ブランドで知られる有限会社豊明が制作したサンプルで、ファッション性を有しながら身近でセンシング可能という圧電刺繍のコンセプトを表現。また、ペットの見守りができる圧電刺繍ペットウェアや、スポーツ分野での応用が期待される圧電刺繍インソールなども展示した。
関西大学と帝人グループは、今後も産学連携により、これまでにない価値の創出を強力に推進していく。そして、環境配慮型素材であるポリ乳酸による圧電体の可能性を追求することにより、さらなる技術確立や、センシングへのファッション性の付与などを通じて、IoT社会の進展に貢献していくという。