カブクは、ティアフォーが発表した物流用AIモビリティ「Logiee(ロージー)」のデザイン・製造を包括的にサポートした。「Logiee」は小型ベース車両を共通とし、上部の機能部品を取り換えることで、近距離の輸送、配達、販売、買い物等、多種多様な物流用途に対応可能な完全自動運転モビリティ。

自動運転EV「Milee」

カブクは、全世界に構築した300以上の工場ネットワークにより、産業用3Dプリントや切削、射出成形など多種多様な工法や素材を組み合わせたオンデマンド製造サービスを提供し、デザイン・設計・製造を包括的にサポートする新たなものづくりを推進している。ティアフォーは、自動運転技術をオープンソースソフトウェアとして全世界に公開することで、多数のメーカーや大学等の研究機関に自動運転技術の開発プラットフォームを提供する大学発ベンチャー。既に国内外の100社以上の導入実績がある。両社は2017年12月11日に、デザインとオンデマンド製造サービスでの包括的な支援による協業を発表し、第一弾としてティアフォーが開発を進める近距離移動用AIモビリティ「Milee(マイリー)」を公開した。

協業の第二弾として、近距離物流用AIモビリティ「Logiee」では、引き続きカブクのデジタルものづくり技術を活用し、車両ボディのデザイン・設計から試作・製造の工数を従来と比べて大幅に削減し、多種多様なカスタマイズモデルも含めた車両開発をこれまでにない超短期間で実現した。ティアフォーが今後目指す自動運転モビリティのエコシステム構築を、更に支援した協業プロジェクトとなる。




物流用AIモビリティ「Logiee」は、第一弾の自動運転EV「Milee」と合わせて、1月17日(水)から19日(金)まで東京ビッグサイトで開催される「第10回 オートモーティブ ワールド」にて展示される予定。

「Logiee(ロージー)」のベースモビリティ

「Logiee(ロージー)」カスタム例:ショッピングカート

「Logiee(ロージー)」カスタム例:台車

「Logiee(ロージー)」カスタム例:販売デリバリー

情報提供元: MotorFan
記事名:「 カブク:ティアフォー開発の物流用AIモビリティ「Logiee(ロージー)」を包括的に支援