EXEDYさんちで発見したのは、強化クラッチに変更すると異音が出やすいといわれる86&BRZの弱点を克服した製品。


 このハイパーシングルカーボンDは、クラッチディスクに小型サイレントダンパーを採用し、ショックトルクを吸収するために周囲に配置されるスプリングをダブルに変更している。


 これによってアイドリング時に発生する不快なノイズや走行振動を低減。強化クラッチとしてははずせない高トルクへの対応をしつつ、音振性能をアップさせているのだ。

クラッチディスクのカットモデルが展示されており、赤い色がつけられたのがサイレントダンパー。でもってショックトルクを吸収するスプリングをカットしたなかに、もうひとつスプリングが配置されているんだ。

こちらは強化クラッチの踏力を低減させるL-PECと名付けられた機構。参考出品だったことでこれが製品に反映されるかどうかはまったく未定とのことだけど、これが実現すれば渋滞も怖くないかも! っと期待しちゃいますね!

情報提供元: MotorFan
記事名:「 強化クラッチ化しても快適さは大事という86&BRZオーナーへ【東京オートサロン2018】