ショルダーや座面のパッドは、触ってみるとわりと硬め。ところが、実際に座ってみると硬さは感じず背中から腰にかけてしっくりくる。意外と長時間になるレースにおいて、可能な限り疲労させないように研究しつくした素材を使っているんだとか。
長時間のドライブを考慮した設計は、モータースポーツでの使用を前提に設計してるけど、これらはすべて市販車用にフィードバックされている要素でもあるよね。レース車向けのドライカーボン製は48万6000円だけど、ファイバー製の廉価版は15万6600円。基本的に同形状で同設計で、違いは1kgほどの重量差とシート剛性のみだ。
新作シートを含めてバケットシートがズラリと並んだレカロブースは、ホール7にある。その座り心地を直接体感するチャンスだ!