そのメカニズムは路面に埋設されたループコイルで速度を測り、設定速度を超えたクルマを約20m後方の本体に設置されたカメラで撮影するというもの(計測方法は下記を参照)。ここまでは最新型のLH、LS型に継承されている。
が、最新型と違うのが、銀塩式のカメラを使っているということ。しかも、入っているフィルムはたったの36枚しか撮れないから36回光ったら、あとはただの箱になってしまう。つまり、定期的なフィルム交換が必要となり、そのフィルムが回収されない限り、呼び出しは来ない。当然、撮影
(無限)→電送というシステムのLHやLSに比べ、どうしても被疑者への通知が遅れてしまう。また、中央装置から速度の設定が行えるLHやLSに対し、オービスⅢはいちいち現場まで出向く必要がある。そんな手間を考えても、警察にとって、新旧交代は急務というわけだ。
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