マニエッティ・マレリとトリノ工科大学が連携して専門修士課程プログラムを新たに設立した。「自動車サスペンション:機械の進化とスマートアクチュエーションの開発や製造」というプログラム名のもと、未来の自動車開発現場で活躍する高度な専門技術・知識を揃えたエンジニアの育成を狙う。定員は20名で、受講者は大学と会社から高度な専門技術能力をつける機会を得られる。 

トリノ工科大学によると応募資格は30歳以下の大学院生で、機械工学・自動車工学・電気工学・情報工学などの指定された学位を有する者とのことだ。講義などはすべて英語で行なわれる。 応募期間は2018年1月8日までで、国際電話を通じて応募ができる。 詳しい応募方法、提出書類などはトリノ工科大学のページにある。

詳しい応募方法、提出書類などはこちら

受講者はトリノ工科大学やマニエッティ・マレリの専門家たちから合計380時間の講義活動と550時間のマニエッティ・マレリのプラントでのインターンが受けられ、“理論”と“実戦経験”の双方から学生を育てることになる。教員などは全てトリノ工科大学とマニエッティ・マレリのスタッフで、自動車サスペンションの基礎から応用、さらには次世代サスペンションの開発へと向けた高度な専門知識などを教える。また、マニエッティ・マレリでのインターンに向けて品質管理、マネジメント、経営やビジネスなども学ぶことになる。




マニエッティ・マレリは講座やインターンだけでなく、奨学金や必要な物品も支援する。コース修了時には受講時の成績などを考慮し、同社内のさまざまな部門などへの就職の可能性の見極めもあるとのことだ。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 締切は1月8日! マニエッティ・マレリ、トリノ工科大学と連携して新たな専門修士課程プログラムを設立