それを可能としているのが新開発のシャーシ「T3-01」。基本構成は、RCメカやバッテリーを搭載したフロントセクション、モーターとギヤボックスを一体化したリヤセクションの組み合わせで、この前後セクションを回転するロール軸で連結。フロントセクションに搭載したサーボの動きをリンクで伝え、リヤセクションを動かす反作用で、フロントセクションを左右に傾ける動きを生み出す。操作にはファインスペック2.4Gプロポセット(別売9,720円)が必要で、基本的な操作方法は一般的なRCカーと同一となる。
注目の自力で起き上がる機構は、コーナリング用サーボに取り付けられたサポートアームがポイント。転倒した時、サーボの動きと連動したサポートアームが動くことで車体の重心位置が変わり、車体が立ち上がるというもの。その際の操作は、倒れた方向にステアリングホイールをいっぱいまで回すだけ。立ち上がる動作が可愛らしく楽しいのも特徴である。
またフロントサスペンションをテレスコピックタイプとすることで、バイクらしい見た目と動作に。リヤにはコンパクトなレイアウトの中にサスペンションとダンパー機能を盛り込んだ「カムスライド・サスペンション」を装備。リヤアクスルには旋回性を高める「プラネタリーデフ」を内蔵。狭い室内でもダンスするように軽快に駆け抜ける。
【基本スペック】 ●全長260mm、全幅135mm、全高175mm ●ホイールベース=196mm ●タイヤ幅/径=フロント21/61mm、リヤ25/59mm ●リヤトレッド=91mm ●フレーム=モノコックタイプ ●駆動方式=後輪駆動 ●デフギヤ=プラネタリータイプ ●サスペンション=フロント:テレスコピックタイプ、リヤ:カムスライドタイプ ●ギヤ比=10.7:1 ●370タイプモーター付き ●スピードコントローラー=ESC仕様(別売)
【別にお求めいただくもの】 ●ファインスペック2.4Gプロポセット(TRE-01付) ●走行用タミヤ製単3形電池4本またはタミヤLF-1100 6.6Vレーシングパック(M) ●送信機用単3形アルカリ電池4本