さらに、各社の企画や開発担当者からのプレゼンテーションも、別会場で公開され、美術館に訪れた方々の一般審査の結果上位5位が決定。
さらに、審査員の投票で16日土曜日にナンバーワンが決定する。
デザインとカラーリングは、クルマの開発コンセプトや企業姿勢を映す鏡ともなる。栄誉ある20回記念カラーはどの一台だ!?
公開プレゼンテーションで力説するスズキの増田茜氏。
「彩度でクルマを大きく見せる」ために、特殊な塗料を開発。内装では赤のワンポイントを巧みに使用。「実際の機能を強調する形で赤を選んでいます。自信の現れでもあるので、しっかり使ってほしい」とコメント。
デザイナーの感性が色濃く反映されたCH-R。プレゼンテーションのテーマは「大人の感性に響く、センシュアルコンパクトSUV」。
インテリアカラーのリコリスブラウンのリコリスとは、通好みのハーブリキュールからインスピレーションを得たもの。「32歳男性」にストライクなイメージとのこと。
デザインからカラーリングまですべてに最高級のクラフトマンシップを投入。
ドア内張のクリスタル部分はなんと本物の5mmガラスの架飾。カットはガラス作家の手により命が吹き込まれている。
市販車最速のスーパーチャージドハイパーモンスター、カワサキH2R。
伝統のライムグリーンはあまりにも有名だが、そのイメージに縛られないために、開発テーマとして選ばれたのは、戦闘機の「飛燕」。1943年、川崎航空機時代に設計生産された歴史に残る名機だ。超々ジュラルミンの凄みたっぷりの金属感は銀鏡塗装で再現された。結果的に、映り込み具合によって、ライムグリーンのテイストも見え隠れする逸品となったそうだ。
「あざやかさ、深み、映り込み」を開発関係全部門で「共有」することで実現できた、ソウルレッド。
そして、クリスタルメタリックへの深化。奇しくもCX-8の新車発売日とも重なった。