知っての通り70年代のエンジンはそのまま使えば速くて、燃費のいいものでは無く、悲しいけど総合的性能でいえば現行エンジンが上なのはあきらか。しかし、性能だけが全てじゃないのが趣味の世界で、五感に訴えてくるものが現代のエンジンよりも多く、それが音だったりトルク感だったり、加速中の速度ののり方だったりと、性能だけでは語れない魅力がある。その魅力を味わおうと元々乗っていたエンジンを整備して乗ったり、チューニングして乗るというそれはもう至福の時間。鉄シリンダーブロックとキャブレターの音だけでもドライブ出来てしまうほどだ。
だけど、旧車の楽しみ方はそれだけではない。
現行型のエンジンに載せ替えて走ることだって可能なのだ!!もちろん加工等が必要で、きちんと改造申請をして公道で乗れるように認可してもらうのは当然だけど、旧車の外観で性能は現行車という「いいとこ取り」だって出来てしまう。性能もいいし、燃費もOK、ヤル気になればエアコンなどの快適パーツの移植も可能。それが以外とリーズナブルで出来てしまう‥
どちらの仕様でも、クルマ好きの夢を叶えられるクルマが旧車たちなんです。