これにより、UNR0を適用する締約国間において、車両単位での認可証の発行・受け入れが可能となり、各国の認証手続が効率化される。このことから国交省は、「安全・環境に関する高度な国際基準に適合する自動車の国際的な普及や、国産自動車メーカーの輸出競争力強化が期待される」としている。
UNR0発効後は、日本と欧州各国との間で車両単位の認可証の相互受け入れが可能となる見込み。なお、国交省は引き続き、「我が国制度・技術の国際標準化、相手国でのデファクト・スタンダード獲得などを推進するため、アジア諸国等に対してUNR0の適用を促していく」計画を明らかにしている。