Hondaが2002年から開催し、今回で15回目を迎える「子どもアイディアコンテスト」が、2017年11月25日、Hondaウェルカムプラザ青山で行われた。
全国から集まった6309作品の中から、この日の最終審査に残ったのは、28作品(小学校低学年14作品、小学校高学年14作品)。当日行われた発表は小学生達ならではのユニークなアイディアのものばかり。
今回審査するのは、脳科学者の茂木健一郎さん、カーライフジャーナリストのまるも亜希子さん、第二回子どもアイディアコンテスト出場者の渡邊百合さん、第五回子どもアイディアコンテスト出場者の本間健司さん、本田技研工業株式会社 執行役員の尾高和浩さん、株式会社本田技術研究所パワープロダクツR&Dセンター 上席研究員の6名。
摩擦を利用した未来の自動車「つるつるキューティクル号」、化石や骨などから生きている当時の姿を動画で映し出す「歴史カメラ」など様々な発表の中から「夢」、「挑戦」、「創造」に着目し、優秀賞、最優秀賞などの表彰が行われた。
「過去最高の応募総数だったということで、ここに来ただけでも大変なことです。その中で、みんな素晴らしいプレゼンをしてくれました。これからの世界は人工知能や、自動運転などいろんなテクノロジーが発展していきます。君たちは未来を生きる人です。君たちの夢はこれからカタチを変えて社会の中に出ていきます。今日、我々審査委員はプレゼンから、君たちのアイディアと夢と、それと何よりも人間に対する愛を感じました。今日のコンテストに参加したこと、発表したことを誇りに思ってください。素敵な大人になっていってください。」