ボルボ・カーズが世界大手の自動車配信サービスを提供するウーバーテクノロジー社に自動運転対応車を数万台販売することが発表された。シリコンバレーと自動車メーカーの新たなタッグに注目が集まっている。

アメリカの自動車配信サービス大手であるウーバーテクノロジーズとボルボ・カーズは、2016年に3億ドルを出資して自動運転車の開発プロジェクトに合意しているが、この度新たな動きがあった。




11月21日付のリリースによると、XC90やXC60などに採用されているSPA(スケール・プロダクト・アーキテクチャー)を用いた自動運転対応車を2019年から2021年までに数万台、ウーバーテクノロジー社に販売することが決定したという。これは2016年に発表した両社の戦略的提携をより強化するものとなり、自動車メーカーとシリコンバレーを拠点とするテクノロジー企業が手を結んだ、歴史的に見ても重要な1ページとなるに違いない。




ボルボ・カー・グループ社長兼CEOのホーカン・サムエルソン氏は「昨今の自動車業界業界はテクノロジーによる大きな変革の最中にあり、ボルボ・カーズはその中で中心的な役割を果たしていくことを選択しました。当社は、ADライドシェアリングサービスのプロバイダーのためのグローバルサプライヤーを目指します。今回のウーバーとの合意は、その戦略的な方向性を顕著に示しています」と語っている。




今後の両社の動きから目が離せない。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 ボルボが数万台の自動運転車をウーバーへ販売!