自動運転技術の検証を目的に、自動運転EVコミューターを「永平寺参ろーど」の一部で走行させて技術課題を確認する。
・さまざまな環境(近接に樹木や家屋あり、高架下など)における自車位置測位やカメラ検知などの動作検証・障害物の回避や道路脇からの歩行者の侵入に対する適切な制動検証・クラウドサーバーを使用した車両管制システムの動作検証など
○次年度以降の実証実験(2018年4月~2019年3月に不定期で実施予定)「永平寺参ろーど」全線で自動運転車の走行実験を行なう。これにより自動運転技術及び、モビリティサービスの実用化に向けた検証を行なう。
【永平寺参ろーどの概要】
福井県永平寺町にある京福電気鉄道永平寺線の廃線跡を町が遊歩道として整備したもの。えちぜん鉄道永平寺口駅と大本山永平寺を結ぶ全長約6kmの町道で、永平寺町が国と福井県の支援を受け、自動走行実証実験用のオープンラボと位置付けて整備を行っている。2017年3月に国立研究開発法人産業技術総合研究所より「専用空間における自動走行等を活用した端末交通システムの社会実装に向けた実証端末交通システムの実証評価地域」のひとつにも選定されてる。