これまでランボルギーニの生産工場は、おそよ80,000万m2だったが、今回の拡張により16万m2へと倍増、生産能力も年産7000台を可能とする。これは、ウルスの計画時から公言していた通りだが、実はそれだけではなく、新しい発電システムを導入して、すべてに渡り効率的なエネルギーハブを使用して構築しているという。もちろん、生産システム自体も最新のロボットや無人搬送などオートメーション化される部分も多く、製品管理も含めてさらに進化しているというから、これまで以上のクオリティを目指すのは間違いない。
一方「ウルス」の動画には、走行モードを選択する”ANIMA”に、6種類のモードが用意されていることがわかる。それだけ多彩だということを今回のプロモーションムービーで伝えたいのだろう、その走りは、かなり過激だ。
フラッグシップのアヴェンタドールは、デビューから6年で7000台、ウラカンは、3年で9000台に達したランボルギーニ。これにウルスが加わることを考えれば、CEOのステファノ・ドメニカリが目指す年産7000台もそう遠くない将来、実現しそうだ。それだけ今、勢いに乗っているのは確かである。