リバースグリッド・システムにより、レース2では、デイビスが8番グリッド、メランドリが7番グリッドからのスタートとなる。
以下レース1のコメント
●ステファノ・チェッコーニ(Aruba S.p.A CEO兼チーム代表)
「レース前まではさまざまな問題に直面していたので、今日のリザルトには満足している。ライダーとチームは、非常に良く対応してくれた。ダブル表彰台は嬉しいことだが、我々は常に優勝を目指して戦っている。レース2では、さらに良いレースができるようにベストを尽くしたい」
RACE2
3列目から素晴らしいスタートを切ったデイビスは、ターン1で早くもトップに立つと、そのまま後続マシンを引き離しにかかった。しかし、ターン5であやうくクラッシュしそうになり、2番手に後退してそのままフィニッシュした。一方、年間ランキングで2位を争っているサイクスは、リタイアを余儀なくされた。
チームメイトのメランドリは、グリップに問題が発生して苦しい展開となるが、粘り強く6位でフィニッシュ。メランドリは、ドゥカティから初参戦した今年、パニガーレRを13回の表彰台に導いて(1回の優勝を含む)年間ランキング4位となった。
Aruba.it Racing - Ducatiチームのプロジェクト・ディレクター、アーネスト・マリネッリは、今季限りでドゥカティを去ることになる。マリネッリは、チームを率いた3年間で合計24回の優勝と73回の表彰台を勝ち取った。彼の素晴らしい功績に感謝し、今後のさらなる活躍に期待したい。
チームは、11月22日~24日に、スペインのヘレス・サーキットで、2018年シーズンに向けての最初のウインター・テストを実施する。
以下レース2のコメント
●アーネスト・マリネッリ(スーパーバイク・プロジェクト・ディレクター)
「非常に充実した週末だった。チャンピオンシップで2位を確定させた、チャズの決意溢れる走りに感謝したい。我々は常に勝利するためにレースをしているが、昨年はライダーズ・ランキング2位の座を逃してしまった。今年でチームを去るので、カタールは私にとっては特別なラウンドとなった。ドゥカティ、Aruba.it、そしてチームのスタッフ全員の努力、素晴らしい瞬間を共有したすべてのドゥカティ・ファンに心から感謝したい。チームで過ごした時間を、決して忘れることはないだろう」