「以前からお約束したとおり、我々はついに日本市場においてSUVのフルラインナップを完成させることができました。これによって、より多くのお客さまのニーズに応えることができると確信しております」と胸を張るのは、プジョー・シトロエン・ジャポンのCEOを務めるクリストフ・プレヴォ氏。
先代の5008はミニバンだったが、先ごろ日本でも発表された新型モデルはSUVへと転換し、スタイリッシュなデザインに生まれ変わった。一方、定員は7名を確保し、先代モデルからの乗り換えにも対応する。
トップモデルの5008GT BlueHDiは、直列4気筒2.0Lディーゼルターボを搭載し、最高出力180psと最大トルク400Nmを発揮する。直列4気筒1.6Lガソリンターボは165psと240Nmだ。価格は前者が454万円、後者が404万円となっている、
また、日本ではこの東京モーターショーが初披露となる新型308のアンヴェールも行われた。昨年のディーゼルの導入によって販売が40%も伸びたということもあり、SUVと並んでプジョー躍進の柱となった308。新型はLEDヘッドランプやシーケンシャルインジケーター(流れるように点滅するターンシグナルランプなどの採用で、より先進的なエクステリアイに一新された。エンジンは直列3気筒1.2L(130ps)と直列4気筒1.6L(270ps)の2種類のガソリンターボと、1.6L(120ps)と2.0L(180ps)の2種類の直列4気筒ディーゼルターボをラインナップ。価格は279万9000円から443万円と、ほぼ据え置きとなっている。